肝臓
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特別寄稿
B型肝炎universal vaccinationへ向けて
四柳 宏田中 靖人齋藤 昭彦梅村 武司伊藤 清顕柘植 雅貴高橋 祥一中西 裕之吉田 香奈子世古口 悟高橋 秀明林 和彦田尻 仁小松 陽樹菅内 文中田尻 和人上田 佳秀奥瀬 千晃八橋 弘溝上 雅史
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2012 年 53 巻 2 号 p. 117-130

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抄録

B型肝炎ワクチンは諸外国では乳児期に全員が接種を受けるユニバーサルワクチンである.しかしながら我が国では任意接種(セレクティブワクチネーション)となっており,母児感染防止の場合のみワクチン接種が健康保険でカバーされている.
こうしたセレクティブワクチネーションのみでは我が国のB型肝炎を制圧することは困難である.
本稿では平成23年6月2日に第47回日本肝臓学会(小池和彦会長)において行われたワークショップ「B型肝炎universal vaccinationへ向けて」の内容を紹介しながら,ユニバーサルワクチネーションに関してまとめてみたい.

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© 2012 一般社団法人 日本肝臓学会
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