大阪赤十字病院 内科
15 巻 (1974) 3 号 p. 196-202
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Mallory体の多数出現を認めた原発性肝癌の2症例を報告した.1例(52歳男)は飲酒歴を有するが他の1例(59歳男)はアルコールを全く摂取しない.いずれも乙型肝硬変をともなう成熟型の肝細胞癌であり,癌細胞内に多数のMallory体が認められたが,肝硬変部の肝細胞内にはMallory体の存在は認められなかった.2症例にみられたMallory体は形態学的にも組織化学的にもアルコール性肝障害にみられるMallory体(alcoholic hyaline)と同一の性状を有するものと考えられた.
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