肝臓
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肝内胆管癌を合併せる肝内結石症例の検討
木南 義男能登 啓文宮崎 逸夫松原 藤継
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19 巻 (1978) 6 号 p. 578-583

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抄録

最近15年間に,私共は35例の肝内結石症を治験したが,そのうちの2例に肝内胆管癌の合併を認めた.これら症例の臨床所見および病理学的所見について検討し,以下の如き若干の知見を得た.即ち,いずれも長期間におよぶ肝内結石を伴った胆管炎の症状を反復しており,肝内胆管に著明な拡張と狭窄が認められた.組織学的には,胆管周囲の慢性炎症所見が著明で,胆管上皮の過形成がみられ,更に,同一胆管内に癌の混在が認められた.これらの所見は,肝内結石症における肝内胆管癌の合併原因および肝内結石症の治療に関し重要な示唆を与えていると思われた.

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© 社団法人 日本肝臓学会
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