肝臓
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Print ISSN : 0451-4203
日本人大酒家の肝病変-特に米国人大酒家肝病変との比較病理
柄沢 勉志方 俊夫櫛田 智子金田 春雄大久保 仁
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20 巻 (1979) 2 号 p. 115-123

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抄録

日本人大酒家130例の肝病変を,米国人大酒家238例との比較において病理組織学的に検索した.日本では女性症例が非常に少なかった.日本人大酒家にも米国にみられる様な典型的なアルコール性肝障害がみられたが,頻度はかなり低く,かつ比較的軽度であった.逆に日本人症例では,慢性肝炎の像を呈する症例が多く,肝硬変像も米国例と全く異り,multilobularの結節を特徴とした.この差は,両国大酒家のアルコール摂取量の差,さらに肝炎ウイルス等の関与等が,重要な決定因子と思われた.

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© 社団法人 日本肝臓学会
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