肝臓
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ウルソデオキシコール酸を長期投与した原発性胆汁性肝硬変症の1例
奥山 澄彦樋口 知之一宮 洋林 久男坂本 信夫
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29 巻 (1988) 6 号 p. 799-802

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抄録

初期の原発性胆汁性肝硬変症と診断された64歳女性の6年間の経過,特に過去4年間のウルソデオキシコール酸300mg/日の治療効果を報告した.本剤使用後,掻痒感は減少し,総コレステロールは低下し,GOTは改善された.しかしアルブミンは徐々に低下し硬変期に進展していた.上述の投与量では,この疾患に特異的な胆管病変とそれに続発する線維化の抑制には無効であった.

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© 社団法人 日本肝臓学会
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