末梢血単核細胞(PBMC)に対するインターロイキン2(IL-2)の作用へのB型肝炎ウイルスcore遺伝子産物(HBcAg)の影響について検討した.IL-2により誘導されるLAK活性は,誘導時にHBcAgを添加すると,HBcAg3×10-3-3.0μg/5×106PBMCの間で量依存性のLAK活性抑制を示した.IL-2によるLAK活性誘導時における増殖反応は,IL-2と同時にHBcAgを添加すると,HBcAg量0.05-1.0μg/1×105PMCの間で量依存性に反応の抑制をみた.
HBcAgによるLAK活性誘導阻害の原因として,HBcAgによるリンパ球のIL-2反応性増殖の抑制に起因したLAKエフェクター細胞活性誘導抑制作用が考えられた.