肝臓
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血管造影にてhypovascularityを呈した肝外発育型肝細胞癌の一例
石幡 良一黒田 聖仁高木 徹西間木 友衛粕川 禮司吉田 直衛黒沢 正喜飯塚 美伸浜田 修三
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キーワード: 肝外発育型肝細胞癌
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1994 年 35 巻 3 号 p. 250-255

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抄録

症例は45歳.男性.腹痛を主訴に来院した.腹部US, CTにて肝左葉に接し,肝外に突出する巨大な腫瘍像を認めた.血管造影はhypovascularであったが,AFP, PIVKA-IIの高値から,肝外発育型肝細胞癌として手術した.方形葉から発生した有茎性の肝外発育型肝細胞癌であった.病理学的には低分化で,肝硬変を伴い,出血,壊死,脂肪変性が強かった.また,本例を含めた本邦83例の肝外発育型肝細胞癌の臨床的,病理学的所見をまとめて総括した.

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© 社団法人 日本肝臓学会
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