肝臓
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特発性門脈圧亢進症に伴い, 肝内門脈枝に多発した門脈瘤の1症例
仁平 芳人安田 是和石橋 敏光山下 圭輔金澤 暁太郎永井 秀雄
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1999 年 40 巻 11 号 p. 588-595

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抄録

症例は49歳, 女性で1977年4月よりSLEを疑われ当院アレルギー膠原病科にて経過観察されていた. 脾機能亢進症を認め当科紹介となり, 精査にて特発性門脈圧亢進症の診断でHassabの手術及び胆嚢摘出術を施行した. 術前の超音波及びCT検査では門脈本幹と末梢の門脈に多発するブドウの房状を呈する極めて稀な形態を呈する多発性門脈瘤を認めた. 自験例を含めた本邦における門脈瘤報告例110例について若干の文献的考察を行った.

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© 社団法人 日本肝臓学会
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