日本顔学会誌
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研究ノート
顔の向きと目のサイズが知覚された顔魅力に及ぼす効果
竹原 卓真
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2025 年 25 巻 1 号 p. 84-91

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抄録

本研究は、顔魅力における目のサイズ(大・オリジナル・小)および顔の向き(正面・横顔)の影響を検討することを目的とした。大学生55名を対象に実験を実施し、高魅力顔および低魅力顔に分類された顔画像を用いて知覚された魅力を評価した。独立変数は顔の向きと目のサイズ、従属変数は知覚された魅力評価とした。結果、高魅力顔においては、正面顔ではオリジナルサイズの目が最も魅力的と評価され、大きな目および小さな目は魅力を低下させる可能性が示唆された。一方、横顔では大きな目およびオリジナルサイズの目が小さな目よりも高い評価を得た。また、高魅力顔の横顔も正面顔と同程度に魅力的であることが確認された。一方、低魅力顔では目のサイズによる効果は限定的であり、横顔が正面顔よりも魅力的であると判断された。この結果は、横顔では顔の対称性の崩れが検出されにくくなることが要因である可能性が示された。本研究は、目のサイズおよび顔の向きを同時に操作し、これらが顔魅力の評価に及ぼす影響を初めて示した点で重要である。今後の研究においては中程度の魅力顔や他の顔特性を含めた検討が必要であると考えられる。

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