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近年、学生生活の中でストレスを感じる学生が増加してきており、食生活との関わりも一要因として取り上げられてきている。本研究では、ストレスと食生活のうち、既製食品の利用率との関係を調査することを目的とした。方法として、福島市内の短期大学に通う女子学生(18∼20歳)115名を対象に1週間の既製食品利用についてアンケートを行った。また、同学生について日常イライラ事尺度を用いて、ストレスについての調査を行った。統計解析は、各利用食品とストレスとの関係について、Peassonの相関係数の検定(SPSS)を用いて求めた。その結果、ストレスとサンドイッチおよびレトルト食品の利用率について高い相関があった。