一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
(一社)日本家政学会第54回大会
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探検用携帯食に関する研究
荒木 裕子山本 直子
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キーワード: 探検用携帯食
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p. 43

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抄録

【目的】前報では、極地冒険の携帯食の設計·開発を行い、実際に共用された携帯食の成分分析等を行い報告した。本研究では極地冒険の携帯食を収集·調査し極地冒険のための携帯食について考察した。【方法】実際に冒険に共用された携帯食(5種)を収集し、食糧構成、調理方法、組成分析等を行い、冒険用携帯食について調査した。【結果】全ての携帯食とも水分含量が1.6∼6.6%と少なく、そのまま喫食可能であり、調理する場合でも湯を添加するだけの簡便な方法であった。組成分析した結果、これらの食糧は高たんぱく質、高脂質であり、100g当たりのエネルギー値は478∼579Kcalであった。1日当たりの摂取エネルギーは平均6000∼7000Kcalに相当すると推測された。

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© 2002 一般社団法人 日本家政学会
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