一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
(一社)日本家政学会第56回大会
セッションID: 2-3-15
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Family Life誌"Children's Section"分析からみたアーミッシュの教育
*大藪 千穂杉原 利治
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抄録
目的 アメリカで現在も200年来のライフスタイルを守り、持続可能な社会を保持しているアーミッシュが、彼らの主要な情報源である雑誌Family Lifeにおいて、次世代を担う子供たちをどのように教育しているかを明らかにする。方法 子供向けの”Children’s Section”の記事 (1996年_から_2002年まで計359件)を分析対象とした。まず記事を形態 (戯曲・劇・脚本、歴史・伝記・紀行文、韻文・詩、伝説・神話・民話、小説・物語、説明文・論文・教訓・解説)と表記方法(文字のみ、文字と絵)によって分類した。次に記事中の登場人物の年齢と行動(生理的行動、仕事、通学、学業・文化、消費・貯蓄、レジャー・遊び、社会参加)を通して、どのような価値観(感覚的、生命的、心的、精神的感情)を伝えようとしているかを分析した。また、記事がどのような空間(小、中、大規模システム)と時間の流れを扱っているかについても分析した。結果 “Children’s Section”の記事は、身近な空間において、日常的な子供の遊びの場面を物語形式(文字のみ)で多く扱っている。そして、心的感情と生命的感情に関する価値観を主に扱い、登場人物の感情の変化を通して、アーミッシュ社会の維持・防御に貢献するように導かれている。以上の結果から、”Children’s Section”を通して、子供たちは家やコミュニティの大切さ、謙虚さ、協調性を学び、これらによって子供たちの価値観が形成され、アーミッシュ社会が持続可能であることに寄与していることが明らかとなった。
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© 2004 一般社団法人 日本家政学会
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