一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-11
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短大生における年中行事の意識
*川村 昭子
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抄録

[ 目的 ] 私たちは自然や社会のなかで生活している。その生活の様式・あり方も、時代とともに変化し多様化してきているが、生活には日常的なことと行事的なこととが存在する。平安時代に宮中で行われていた行事が、後に祭事として一般民間で行われるようになり、季節の節目に行われるようになった。現代においてこの行事いわゆる年中行事がどのように意識されているかを知るためにアンケート調査を行った。また、人の一生に関わる人生儀礼についても同様に調査を行った。
[ 方法 ] 2001から2004年度本学・生活文化学科入学生316名を対象として自己記入法により実施し、即時回収した。年中行事への意識をみるために、調査内容は、年中行事や人生儀礼の認識と実施の有無、行事に関わる食べ物などについて質問し、自由回答あるいは選択回答の形式をとった。これらの結果を集計し、検討した。
[ 結果 ] 自宅通学生は60.8%、下宿学生は39.2%で、北陸三県(石川・富山・福井)出身者は95.9%である。月別にどのような行事を行っているか記述させると、正月、雛祭り、節分、端午の節句、家族の誕生日や祭り(春・夏・秋)などの30行事名が記された。次に記述されていた行事13を含んで18行事の認識と実施の有無、行事に関わる食べ物の摂取状況では、知っており行い、関する食べ物を食するは多いものの、知っているが行わない、行わないが関わる食べ物だけを食すという回答も多くあり、年齢とともに行うものや行わない行事がみられた。人生儀礼では、まだ実感として理解していないようで、知らない儀礼が多い傾向であった。

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