一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-15
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女子学生の健康と食生活に対する評価的態度
*大坂 佳保里永嶋 久美子金武 由利子
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キーワード: 健康, 食生活 , 認識, 女子学生
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抄録

目的:本研究は生活習慣病の増加の一因として、健康や食生活に対する評価的態度が関与していること想定し、青年期女子の健康や食生活に対する認識を分析することで、大学教育における健康教育のシステム構築の手がかりとすることを目的とした。方法:関東地区の社会科学系および生活科学系の女子学生を対象に、2002年9月から12月に無為名自己記入式の質問紙調査を行い、単純集計とクロス集計を実施した。結果:調査対象者は578名であった。その内、69.2%は自分が健康であると認識しているが、そのための日常生活における保健行動を検討すると、特に運動を心がけていない者は79.6%、睡眠や食事時間などの規則正しい生活習慣を心がけていない者では68.5%と、心がけの態度が低いことが判明した。また、食生活の満足感は70.4%と高いが、日常の食事が良好な栄養バランスではないと評価する者が60.2%と多く認められた。これより青年期は健康感が比較的高いとされているにもかかわらず、適切な保健行動がとられていないことが示唆され、このような認識が生活習慣病の発症の一因になる可能性が高いことが推察された。これらの結果から、早期の健康教育の必要性が示唆された。

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© 2005 一般社団法人 日本家政学会
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