一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-17
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食に関する実態と印象の解析
-18歳以上の子どもを持つ母親の場合-
*神部 順子佐藤 真弓長嶋 雲兵
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抄録

目的 食に関する実態と印象を明らかにすることを目的とする。本研究は、18歳以上の子どもを持つ母親に対して聞いた。日本家政学会第55回大会での発表(「食べること」に関する実態と意識(第1報)_-_若者にとっての「食」_-_) と第56回大会での発表(食に関する実態と印象の解析_-_福祉系の短大生、専門学校生の場合_-_)からさらに他の世代での食に関する実態と印象を明らかにしていくこととした。 方法 2003年小平市と佐野市にある短大と文京区にある専門学校に通う学生を経由し、学生の母親に質問紙調査を行った(有効回答数計279名)。食べ方の実態として、調査時点のごく最近に食べた3食について、誰と、どこで、どんなものをとったかを聞いた。また、調査時点の1週間で各食事を作った回数、作ったときに誰に食べてもらうことを意識したか、家庭での食事に対するしつけやこだわりを聞いた。食事を作るときの印象をみるためには12種類、ごく最近に食べたときの3食の印象をみるためには10種類の形容詞対によるSD法を用い、多変量解析で解析した。 結果 朝食と夕食はほとんど母親自身によって作られ、50%以上が主に子どもに食べてもらうことを意識して作っていることが分かった。朝食は80%以上、夕食は90%以上が家族と一緒に食べていた。また、朝食と夕食は90%以上が自宅で食べていた。食事に対するしつけは、育った家の方が今の家よりも厳しいと認識していた。食事を作るときの印象は「安全な」、「健康的な」、「おいしい」、「日常的な」ものであり、各食事での印象は特に夕食に対して良い印象が得られた。

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© 2005 一般社団法人 日本家政学会
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