一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-30
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Excelを使った織物組織のデザイン
*石黒 純一
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キーワード: 織物, エクセル, 組織図
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抄録

目的 Microsoft Excel(以下エクセル)の作業画面であるワークシートでのセル位置は列と行の交差番地で表示される。ワークシートを布面に,サイズを小四角に指定したセルを織物の組織点とみなし、セル位置についてエクセル関数を、セル書式についてセルの着色機能を使ってそれぞれ処理することにより、織物組織をデザインすることについて検討した。方法 Microsoft Excel2002を用い,CPU:PentiumIII,866MHz,RAM256MBで処理した。出力には600dpiプリンタを用いた。結果 組織図を学習者に理解させるため,組織点を0,1並びで表示させる方法を採用し,エクセル関数を用いて組織図化した。そのグラフィックス表示は,キャラクタ並び(■☐)を用いるよりも,エクセルの条件付書式設定コマンドによるセル塗色が優れていた。意匠図を使って織物組織をデザインするには,一旦経糸と緯糸の配色並びをそれぞれ指定し,ついで完全組織を展開した織物図にて経糸上側点には経糸指定色,緯糸上側点には緯糸指定色を条件付書式設定で指定した。その結果,使用できる色数は三色と制限された。セルサイズを充分に小さくすることにより織物面が表現できたが,立体視感覚において不十分であった。本方法は,エクセルの入門教育に適当と判断された。

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© 2005 一般社団法人 日本家政学会
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