一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-43
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北タイの都市・農村・山村における児童生徒の相互認識について
*宇都宮 由佳益本 仁雄スィワナーソン パタニ
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抄録

<目的・調査方法> 北タイの児童生徒のライフスタイルと食行動に関する継続研究の一環として,2002年6月に都市部チェンマイ,農村サムーン,山村ボーケーオの3地域で児童・生徒を対象に児童生徒の他の地域に対する認識やイメージについて質問紙調査,面接聞き取り調査,観察調査をした.統計分析にはクロス分析をした.<結果・考察> 都市チェンマイの児童生徒は,他の2地域に対して関心が薄く,農作物の産地,就学・出稼ぎ者の出身地としての認識しかない.農村サムーンの児童生徒は,都市部への憧れが強く,遊びや就学のために行きたいと考えている.しかし,実際に住むことには消極的で自分たちの地域のほうがよいと答えている.山村ボーケーオの児童生徒は,衣服や耐久消費財など消費に関しては,農村サムーンの町によく行くが,農作物を出荷するなどして収入を得るためには都市チェンマイにいっている. 新しい情報に対して,チェンマイでは関心高いが,ボーケーオは関心がほとんどない.情報源については,都市チェンマイや農村サムーンはテレビだが,山村ボーケーオではおもに口コミであることがわかった.

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© 2005 一般社団法人 日本家政学会
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