一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-44
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小学校教師支援のための家庭科カラーハンドブックの作成
*甲斐 純子福澤 素子長山 芳子堀 雅子沖田 卓雄秋永 優子高橋 久美子北野 幸子
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抄録

目的 今回の学習指導要領の改訂において、小、中、高校は教育内容の3割を減じることになった。また、これにともなう各教科の時数減および時間割の弾力化により、今、家庭科の授業は大きく揺さぶられている。とくに、小学校では、従来の2時間続きの授業が開設が困難になり、継続性や思考を要する学習、また、実習、実験が実施しにくくなっていること、多くの教師が、少ない時数で授業効果を上げるために苦慮していることがわかった。そこで、本研究では、教員養成大学家政教育講座全教員による、小学校教師支援用資料としての家庭科カラ_-_ハンドブック作成を試みた。方法 福岡県下の小学校教師に対し、家庭科授業内容に関する調査(2005年2月)を実施し、家庭科教科書を中心に、教師が家庭科を教える上で、専門家の支援を要する用語や実習、実験内容を抽出した。さらに、家政学の各専門分野から、児童に教授すべき知識や実験、実習と、これに加えて、時代の変化に対応した知識、技術の項目を検討した。また、多忙な現場教師が短時間で理解できるよう、できるだけカラ_-_の図や写真を用いるよう工夫した。結果 小学校家庭科には改善を要する内容や実習用具が含まれていることが分かった。教科内容の見直しとともに、短時間での実習、実験教材の開発が課題となった。

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© 2005 一般社団法人 日本家政学会
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