一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
57回大会(2005年)
セッションID: 1P-8
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近畿地方における魚介類の利用 (6)
-和歌山県の魚の料理-
*堀 京子小西 春江
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キーワード: 魚介類, 調理法, 和歌山県
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抄録

目的 和歌山県は近畿では南に位置し、平野部は少なく、海に面した市町村が特色である。また、大阪などに魚介類や農産物を出荷している生産県である。和歌山の魚介類の利用状況や伝統的な調理・加工法について報告する。
方法 調査期間は平成15年8月_から_平成16年3月。調査地域は和歌山市、海南市、有田市、那賀郡、新宮市の20世帯。地方都市が13、農村地帯が4、半農半魚の地域が2、海に近い都市が1世帯。調査項目は、魚介類の種類、料理名、調理法、調味料、季節、行事食などで、平成15,16年度日本調理科学会特別研究「調理文化の地域性と調理科学」による。
結果 __丸1_調査対象者の年齢は70・60・50・40・30・20歳代が各々1・1・7・4・3・4名であり、家族構成は3・2・1世代が2・16・2世帯であった。__丸2__魚の料理名は、世帯平均38.8種類であった。80・70・50・40・30・20・10種類以上あげた世帯は、各々1・1・3・3・4・7・1世帯であった。__丸3__魚の購入は92%を占めた。__丸4__調理方法では、焼、煮、生、揚、飯、茹、和、漬、汁、炒、蒸の順であった。上位の4種類の調理法で78.4%を占めた。__丸5__魚介類の種類は延べ102種類で、あじ、えび、さば、かつお、たい、たちうお、いか、ぶり、たこ、さんま、さけ、いわしなどはすべての世帯で作られた。__丸6__お正月にはたい、かつお、さばの焼き物、あせ寿司、さんま寿司が作られ、秋祭りにはあせ寿司、じゃこ寿司が作られた。

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© 2005 一般社団法人 日本家政学会
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