一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集
66回大会(2014年)
セッションID: 2P-32
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ポスターセッション 5月24日
ヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)における食用花のアポトーシス誘導作用
*山﨑 薫石神 優紀子
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抄録

目的 食用花が有する機能性探索として、本研究ではヒト前骨髄性白血病細胞(HL-60)に対する食用花抽出物のアポトーシス誘導作用について品種や同じ品種間でも花色により差が認められるか検討を行った.方法 試料としてニチニチソウ等の計48種より、抽出濃度が100mg/mlとなるように1%ギ酸溶液を用い、4℃で24時間、静置、遮光の条件下のもと抽出を行った.抽出溶液のアポトーシス作用を確認するヒト前骨髄性白血病細胞HL-60はRPMI1640培地に10%牛胎児血清(FCS)を添加し、5%CO2、37℃条件下で培養した.HL-60細胞(2.5×105cells/ml)に対し、食用花抽出物の最終濃度が0.1%、0.5%、1%となるように添加されている状態に調整し、1、3、6、24時間培養した.培養後は食用花抽出物添加直後も加え、各時間帯で実体顕微鏡により細胞の状態を観察し、生存細胞数はMTT細胞数測定キットで測定をし、マイクロプレートリーダーを用い、570nmで測定した.結果 48種中20種においてアポトーシス誘導作用が認められた.アポトーシス誘導作用に関しては花色の濃い(黄色;カロテノイド系や紫;アントシアニン系など)ものが強い誘導性を示す傾向にあったが、ニチニチソウに関しては花色の薄い方がアポトーシス誘導作用を示し、全草に含まれるインドール系アルカロイドのビンブラスチン、ビンクリスチンとの関連性が示唆された.

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© 2014 一般社団法人 日本家政学会
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