風工学シンポジウム論文集
第23回 風工学シンポジウム論文集
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CFDに基づく戸建住宅の屋根雪分布予測
*大槻 政哉イセンコ エフゲーニー齋藤 佳彦富永 禎秀堤 拓哉持田 灯苫米地 司
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キーワード: CFD, 屋根雪, 摩擦速度
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p. 529-

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抄録

CFDによる吹雪シミュレーションモデルに基づき,屋根雪危険度判定システムとその継続的な運用の仕組みの構築を目的として,屋根雪の形状を再現するモデルを構築した.なお、乱流モデルとしてDurbin型k-εモデルを採用し,計算結果を屋根雪の実測データと比較することで屋根雪モデルの精度向上を図った.この際,まとまった吹雪期間を対象とした短期積雪現象(概ね5日~10日程度のスパン)と,一冬期間を想定した長期積雪現象(数ヶ月)を対象として検討した.精度検証の際に,摩擦速度の計算方法と吹き払い現象の扱い方につ いて比較を行った.短期積雪の場合は,吹き払いなし,u*を対数則から求める方法が最も再現性が良かったが,長期積雪の場合は,吹き払いあり,u*を乱流エネルギーkから求める方法が良かった.また、短期及び長期積雪現象ともに,吹雪イベントを細かく分割して気象条件を与えることで再現精度が向上し,屋根雪モデルとしての実用化の方向性は示された.

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© 2014  風工学シンポジウム運営委員会
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