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日本健康教育学会誌
Vol. 23 (2015) No. 2 p. 123-133

記事言語:

http://doi.org/10.11260/kenkokyoiku.23.123

原著

目的:本研究は,小学校高学年におけるバランスのとれた食事に関する意思決定バランス尺度を開発し,信頼性と因子的妥当性を検討することを目的とした.
方法:2013年4~5月の期間内に,茨城県A町の小学校全7校の5・6年生児童217名を対象にした自記式質問紙調査による横断研究を実施した.探索的因子分析により尺度の項目選定を行い,内的整合性および確証的因子分析における適合度の確認により,尺度の信頼性と因子的妥当性を検討した.また,得られた尺度から尺度得点を算出し,属性による尺度得点の比較を行った.
結果:探索的因子分析により,恩恵7項目(α=0.86),負担6項目(α=0.80)からなる意思決定バランス尺度が得られた.また,確証的因子分析において,概ね許容できる適合度指標が得られた(GFI=0.91, AGFI=0.87, CFI=0.92, RMSEA=0.08).属性による尺度得点の比較においては,性別および肥満度で意思決定バランス得点に有意な差がみられた(p<0.05).
結論:本研究では小学校高学年児童におけるバランスのとれた食事に関する意思決定バランス尺度を開発し,信頼性と因子的妥当性を確認した.

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