日本健康医学会雑誌
Online ISSN : 2423-9828
Print ISSN : 1343-0025
資料
食事会への参加経験が将来の食事会参加意思に及ぼす影響
山本 美由紀
著者情報
キーワード: 看護学生, 食事会, 参加, 経験, 意思
ジャーナル フリー

2022 年 31 巻 1 号 p. 84-89

詳細
抄録

看護大学生を対象に,過去の食事会への参加経験が将来の食事会参加意思に影響を及ぼすかについてWeb上でのアンケート調査を実施した。242名の対象者中,169名(69.8%)から有効な回答を得た。参加経験のある食事会のコミュニティの中で最も多かったのは,部活・サークルの111名(86.7%)であった。共食についての気持ちの中で,もっとも多かったのは,「美味しく楽しく食べられる」(146名,86.4%)だった。孤食についての気持ちの中で,もっとも多かったのは「自分の時間を大切にしたいため,気にならない」(98名,58.0%)であった。孤食と共食との間で美味しさに違いがあると感じる129名の中で将来に食事会参加意思のある者は91名(70.5%)であり,違いがないとする40名の中で参加意思のある21名(52.5%)よりも有意(p=0.035)に割合が高かった。過去に食事会に参加経験ありの128名中で将来の食事会参加意思ありは101名(78.9%)であり,参加経験なしの41名中での参加意思あり11名(26.8%)よりも有意(p<0.001)に割合が高かった。看護大学生に食事会参加を促すには,過去に食事会に参加経験があって,将来も参加を希望する者を中心に,「楽しい,美味しい」ということばを用いて発信することが効果的である。

著者関連情報
© 2022 日本健康医学会
前の記事 次の記事
feedback
Top