8 巻 (1942) 33-2 号 p. 72-74
現有の自動車用空気清淨器が250メッシュの砂塵に対し、且吸入管内の風速20m/s前後に於て、その除塵率がせいぜい70%に過ぎないことは第1報で述べた通りである。そこで著者はこの種の清淨器を暫く措き、所謂サイクロン型集塵器に着目して、これが内燃機関用空気清淨器としての適性実驗を行つた。実驗条件は前回と略同一とし、吸入管風速は最大30m/sであつた。その除塵率は98∿99%にして、空気流通抵抗は現在吸入空気の速度水頭の3.87倍に切詰めることができたので、單に自動車用空気清淨器としてのみでなく、姿勢の変化を蒙る航空発動機用防塵装置としても有望なることを認めた。