47 巻 (1981) 415 号 p. 257-263
高強度鋼の繰返し応力下のSCCき裂進展特性に及ぼす, 応力比および応力繰返し速度の影響について検討した. き裂速度に及ぼす応力比の影響は, KISCCの上下で区別され, Kmax≧KISCCではRが大きくなるほどda/dtは大きくなり, 静的SCCによるき裂進展が支配的である. 一方, Kmax>KISCCでもKmax≧KFSCCの領域ではSCCき裂進展となるが, Rが小さくなるほどda/dtは大きく, KFSCCは低下し, 繰返しSCCが支配的となる.