共催: 基礎有機化学連合討論会
立教大学
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
α炭素原子がカルボニル基を持つ化合物のSN2反応は、一般的なアルキル基の反応と比べると極端に反応が加速されることが報告されています。この加速の原因を実験的に明らかにするために、原料にフェナシルクロリド、求核剤に水酸化ナトリウムを使って研究を進めています。この2つの物質を常温で反応させるとαヒドロキシアセトフェノンが生成し、さらに反応して安息香酸が得られることがこれまでの実験で明らかになっています。この安息香酸生成について報告します。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら