第10回米国/欧州ATM研究開発セミナー(ATM2013)報告(トピックス)
2014 年 62 巻 1 号 p. 20-21
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2014 年 62 巻 1 号 p. 20-21
2013年6月10日〜13日に米国シカゴ(ハイアットリージェンシー マコーミックプレイス)において第10回米国/欧州航空交通管理(Air Trafric Management:ATM)研究開発セミナー(The 10th USA/EUROPE ATM R & D Seminar)が開催された.本セミナーは,米国連邦航空局(FAA)と欧州航空安全機関(EURO-CONTROL)が主催するATMの研究開発に関する代表的な国際会議である.初日の基調講演では欧州からATMパフォーマンス,米国から無人航空機の墜落実験の講演があった.最終日の基調講演では「国際民間航空機i関(ICAO)国際調和フォーラム」として,米国と欧州からICAOの第12回航空会議の報告,米国Next-Genと欧州SESARの進捗状況と相互連携の講演があり,引き続き,日本,ブラジル,オーストラリア,米国からATM研究についての講演があった.一般講演は67件が15の分野に分かれ3講演会場の並行セッションで進められた.ATM研究の代表的な組織の専門家が参加し,最新の研究成果についての講演があり,活発な討論が行われた.
