北関東医学
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リハビリテーションの骨代謝に及ぼす影響
脳出血患者における臥位, 立位, 歩行レベルでの骨代謝マーカーの変動
田村 耕成久保田 一雄倉林 均
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50 巻 (2000) 4 号 p. 395-397

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抄録

約3ヶ月のリハビリテーションで歩行可能となった脳出血の一例で骨代謝を検討した.臥床から立位, 歩行に伴ない, 増加していた尿中カルシウム排泄量は著明に減少した.リンの尿中排泄量には一定の変化は認められなかった.骨吸収のマーカーである尿中ピリジノリン及びデオキシピリジノリンも, 骨形成のマーカーであるオステオカルシンも4週後は著増していたが, 8週後まで徐々に減少し, その後再び増加した.血中副甲状腺ホルモンは10週後まで増加し, その後軽度低下した.これらの成績は臥床による骨吸収の促進と歩行による骨形成及びリモデリングの増加を意味し, リハビリテーションが脳血管障害患者の骨代謝の面からも有効であることが改めて示唆された.

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