17 巻 (1968) 10 号 p. 928-932
プラストグラフで得られるPVCの特性値として代表的なゲル化特性,押出特性および動的熱安定性の評価法と実際例について述べた。プラストグラフで得られる,ゲル化や押出特性値は,純粋な物理量ではないが,より実用的な特性値であって,実際の加工と関連づけるためには,測定条件からくる測定値の意味を十分理解しておく必要がある。加工性の良いPVCを得るためには,ゲル化性,押出性,熱安定性の3者の均衡した性能が必要で,本稿ではPVCの種類,配合剤などのこれらに対する影響を実験結果に基いて考察した。