高分子
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感光性樹脂の塗料への応用
木村 守男
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19 巻 (1970) 2 号 p. 147-152

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抄録

感光性樹脂は従来フォトレジストとか印刷分野での研究が進んでおり,これを塗料にも応用する構想はかなり以前から期待されていた.塗料の場合はその塗膜形成の過程および生成した塗膜に要求される事項が多く,いろいろ困難な問題をかかえ,なかなか実用化に至らなかったが一昨春バイエル社が光硬化塗料用不飽和ポリエステル樹脂の完成を発表して以来,開発研究に一段と力が注がれて本年度に入って実用化段階に達した.今後はその特長を生かしてさらに大きく成長することが期待されている.感光性樹脂にも種々の反応機構を持つ多くのものが報告されているが,現在塗料として実用化されているのは光増感重合型の感光性樹脂であり,不飽和ポリエステル樹脂に増感剤を添加したものが主体である.本文では塗料に応用される可能性のある感光性樹脂,特に現在実用化されている光ラジカル重合型樹脂についてその概要を述べ,あわせて光硬化塗料そのものの特徴および硬化方法についても少し述べる.

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© 社団法人 高分子学会
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