写真複写に利用しうる感光性樹脂はきわめて多種類にわたり,写真画像形成の方法もレリーフ像,転写像,着色像,光散乱像,静電写真像など種々の方法が可能である.最近光重合層を2枚のフィルムの間に設けて光接着の方法で複写を行なう方法が発明され実用されているが,この方法は露光を行なうだけで現像定着などのプロセシングがまったく不要である.また色素増感と紫外線定着法を導入した光重合感光材料は露光0.2秒,アクセスタイム0.5秒で画像の映写ができる画期的な材料である.このように感光性樹脂は従来の写真法と異なった方法で画像形成,記録をする方法を可能ならしめ,感度,解像力などの特性も実用に適したものになっている.