京都大学工学部合成化学科
1973 年 22 巻 3 号 p. 122-130
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配位触媒による重合では, 立体規則性, シスートランス規則性のほか共重合の規則性なども制御できるようになってきた。触媒への配位とそれによるポリマー末端や配位モノマーの反応性,極性,立体障害の変化が重要である。また,触媒の配位座が制限されて, ジエン末端のπ-アリルとモノマーのシス配位が交互に起こり, ジエンとα - オレフィンの交互重合が可能になった。統計論的にはベルヌーイ型とマルコフ鎖型とがある。
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