日本鉱物学会年会講演要旨集
日本鉱物学会2005年度年会
セッションID: K2-P14
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斜長石の圧力誘起非晶質化
國方 篤史*富岡 尚敬永井 隆哉山中 高光成田 利治
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抄録

斜長石の非晶質化圧力を決定するため,ダイヤモンドアンビルセル(DAC)を用いた室温下,20-49GPaでの加圧実験を行った.回収試料の構造をラマン分光,TEMで解析したところ,Ab99組成の斜長石は37GPa,Ab89は34GPa以上で完全に非晶質化することが明らかになった.室温での静的圧縮による斜長石の非晶質化圧力は,衝撃実験による非晶質化圧力(Ostertag 1983)に対してわずかに低圧(4 GPa以内)であった.また,Willams & Jeanloz (1989)のDACによるアノーサイト(Ab5)の非晶質化圧力(約28 GPa)も考慮すると,衝撃実験同様,アルバイト成分が増加するほど,非晶質化の圧力は高くなることが明らかになった.

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© 2005 日本鉱物科学会
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