大阪大学医学部附属病院感染制御部 [日本]
2018 年 2 巻 1 号 論文ID: e00007
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日本呼吸器学会の成人肺炎診療ガイドライン2017では,最初に患者を「市中肺炎」と「医療・介護関連肺炎+院内肺炎」の2つに分けて診療を開始する。医療・介護関連肺炎と院内肺炎を一緒にしたのは,この2つの肺炎の患者には人生の最終段階(終末期)の患者が含まれ,個人の意思の尊重を最優先するべきと考えられたからである。人生の最終段階以外の患者に対しては,薬剤耐性菌のリスクの有無と重症度をもとにescalation治療とde-escalation治療の方法を用いて抗菌薬の推奨を示している。
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