2017 年 43 巻 p. 30-35
大学における通信教育課程の指導方法には,「面接授業」「印刷教材等による授業(以下,テキスト学修)」「放送授業」「メディアを利用して行う授業(以下,メディア授業)」の4つがある。このうち本学では,面接授業とテキスト学修による指導を行っている。それぞれの指導方法にはメリットとデメリットがある。本学では今年度,メディア授業と面接授業を組み合わせたブレンディッドラーニング(以下,ブレンディッドスクーリング)を実施した。また,メディア授業の期間中に遠隔でのグループ学修を課した。本稿では,ブレンディッドスクーリングの試行結果について報告する。