高分子化學
Online ISSN : 1884-8079
Print ISSN : 0023-2556
高分子物質の粘彈性に関する研究
第4報塩化ビニリデン樹脂の脆化温度の粘彈性について
野原 繁三
著者情報
ジャーナル フリー

11 巻 (1954) 116 号 p. 509-514

詳細
PDFをダウンロード (1302K) 発行機関連絡先
抄録

脆化温度を中心として塩化ビニル塩化ビニリデン共重合物の粘彈性挙動と曲げ破壊角度を測定し, この物質の内部構造からくる力学的傾向を求めるとともに破壌変形量と内部摩擦係数との関係を調べた。いわゆる脆化温度領域では破壊変形量はいちじるしく変化し, 測定した内部摩擦係数にも極大があらわれ, この温度を轉移濃度領域中の一つの特性点として取り扱う必要を認めた。またそれらの関係を簡單な力学模型を用いて考察してある。

著者関連情報
© 社団法人 高分子学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
前身誌

合成繊維研究

後続誌

高分子論文集

feedback
Top