高分子化學
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蛋白類似物質の合成研究
第3報N- カルボフエノキシーa-アミノ酸の重縮合反應による高分子ポリペプチドの合成
岩倉 義男石塚 由雄
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11 巻 (1954) 116 号 p. 540-546

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抄録

アラニン, DL-フェニルアラニン, L- フェニルアラニンおよびL-ロイシンのN-カルボフェノキシ誘導体をベンゾールービリジン混合溶媒中で80℃ に1,000時間加熱して脱石炭酸, 脱炭酸による重縮合反應を行わせた。ビリジンの量によって生成重合物の粘度に差があるが, N- カルボフェノキシーa-アミノ酸に対するビリジンのモル比が10モルの場合が一般に粘度が高い。この場合の生成重合物の窒素分析R値はポリベプチド (-HN-CH-CO-) nとしての窒素計算値によく一致し, また滲透圧法により分子量を求めた結果はポリ-DL- アラニン41, 400, ポリ-DL- フェニルアラニン53, 900, ポリ-L-フェニルァラニン112,000, ポリ-L-ロイシン32, 800であった。

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