高分子化學
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ポリビニルアルコーノレの膨潤に関する研究
第1報重合度を異にするポリビニルアルコール皮膜の膨潤度と結晶化度の関係
櫻田 一郎温品 恭彦曾根 康夫
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12 巻 (1955) 128 号 p. 506-510

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抄録

平均重合度309~4570の5個のポリビニルアルコール (PVA) 分別物より同一方法で皮膜をつくり, 40, 80, 120, 160および200℃ で各10分間熱処理し, このような皮膜について30℃ の水に対する膨潤性, 溶解注比重などを測定し, またX線的に計数管を用いて結晶化度を求めた。
同一重合度の試料では熱処理温度が高いほど, また同一熱処理温度では重合度が高いほど結晶化度が高くなる。皮膜の膨潤度と結晶化度の関係はPVAの重合度や熱処理温度と無関係に1本の曲線で示される。また皮膜の比重と結晶化度の関係も重合度および熱処理温度に無関係に一直線で示され, 結晶化度1に外挿した比重1.3450はPVAの單位胞から計算した値と一致する。

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