高分子化學
Online ISSN : 1884-8079
Print ISSN : 0023-2556
合成高分子電解質のコロイド化学的研究
第2報脱混合における限界濃度について
松本 恒隆
著者情報
ジャーナル フリー

13 巻 (1956) 131 号 p. 132-138

詳細
PDFをダウンロード (1182K) 発行機関連絡先
抄録

酢酸ビニルとアクリル酸メチルの共重合鹸化物を酸性にして得られる共重合酸, (Copolyacid) 水溶液とポリビニルアミノアセタール (PVAA) 水溶液とを混合するとある濃度範囲において白濁が生じ, いわゆる脱混合現験が見られる.この際白濁の生成する濃度 (隈界濃度) について主として実験を行った。共重合酸の-COOHの当量濃度および結合率をCB, Cとし, PVAAのそれをCA, Aとすれば白濁限。界濃度はCA=CB=10-4Nであり, CAとCBとを図示すれば限界濃度はAおよびCに無関係に2つの直線により示され, 白濁程度はCA=CBの個所において非常に大きかった。以上の基礎的実験としてpH, PVAの存在, 共重合酸のラクトン形成などの腕混合に及ぼす影響を調べた。

著者関連情報
© 社団法人 高分子学会
前の記事

閲覧履歴
前身誌

合成繊維研究

後続誌

高分子論文集

feedback
Top