14 巻 (1957) 141 号 p. 27-32
前報告で明らかにした重合禁止期と重合条件問の諸関係を基礎として禁止期の理論的考察を行った。その結果禁止期の温度依存性から得られる開始反応の活性化熱測定法の適用条件や各関係の比例常数の意義も明らかになった。また新しい開始反応の活性化熱測定方法を検討した。前報においては禁止期と重合条件との諸関係を実験によって詳細に検討したが, ここでは主として重合開始反応と禁止期の関係を理論的に検討して前報の諸結果を理解するとともに, さらにその温度依存性について明らかにした。