15 巻 (1958) 153 号 p. 75-82
ポリビニルアルコール (PVA) の電気易動度が添加塩のイオン強度の増加とともに増加することを認めた。これはPVAと添加塩イオンの結合の平衡関係を考えることによってほぼ定量的に説明することができる。PVA分子内に結合される基本分子あたりのイオン数は原料たるポリ酢酸ビニル (PVAc) の重合条件および重合度にほとんど無関係である。PVAそれ自身による電荷は添加塩濃度を0としたときの電荷として求められ, 吉崎により得られた電導度滴定の結果と良い一致を示す。