高分子化學
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〔12〕 高分子スルホン酸触媒によるエステルのケン化反応
第9報 種々の芳香族高分子スルホン酸によるエステルのケン化反応
桜田 一郎小野 友義大村 恭弘坂口 康義
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24 巻 (1967) 261 号 p. 87-90

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抄録

ポリスチレンスルホン酸 (PS-S), ポリーα-メチルスチレンスルホン酸 (PMS-S), スチレン-スチルベン共重合物スルホン酸 (PS-Sti-S) ポリアセナフチレンスルホン酸 (PAN-S), ビニルスルホン酸-スチレン共重合物 (PVS-St), および塩酸の, 純水中における酢酸-n-ブチルおよび酢酸tert-ブチルのケン化反応に対する触媒効果を検討した。同一のスルホン化度で比較すると, 触媒効果の順序はPAN-S>PS-S>PMS-S>PS-Sti-S>PVS-St>HClであった。また, 水-アセトン混合液 (容積比で1: 1) 中におけるp-アミノ安息香酸エチルのケン化反応に対する, これらの高分子スルホン酸の触媒効果の順序はPS-S PAN-S>PMS-S>HClであるが, o-アミノ安息香酸エチルのケン化反応に対する触媒効果は, PS-S PMS-S>PAN-S>HClの順序であった。実験結果に基き, これらの高分子スルホン酸の触媒効果と触媒分子およびエステル分子の構造との関係について考察した。

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