高分子化學
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高密度ポリエチレン融液の円管流動に及ぼす分子量分布の影響
志賀 勇石田 信博橋本 淳坂本 国輔
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28 巻 (1971) 319 号 p. 839-843,935

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抄録

市販高密度ポリエチレンおよびその分別物を使って圧力損失, 末端補正, バラス効果やメルトフラクチャーの分子量, 分子量分布の影響を検討した.測定には高化式フローテスターを使用した。分別物の末端補正値はCouette係数にほぼ近いものを得た。圧力損失は分布が広くなると増大し, 前報の法線応力と値は一致しないが, 同様の傾向があることがわかった。バラス効果も分布が広くなるほど大きくなる。分別物のメルトフラクチャーはせん断応力で2-4×106dyn/cm2の範囲で起こり, 分子量が大きいほど低せん断速度で発生する。2成分系ブレンド物のメルトフラクチャーは分布が広くなるほど起こりにくくなる。

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