高分子化學
Online ISSN : 1884-8079
Print ISSN : 0023-2556
アイソタクチックポリスチレンのプロトン化学シフトの理論的研究
生田 哲郎安藤 勲西岡 篤夫
著者情報
ジャーナル フリー

30 巻 (1973) 333 号 p. 5-12

詳細
PDFをダウンロード (1407K) 発行機関連絡先
抄録

31らせんを有するアイソタクチックポリスチレンの主鎖αおよびβプロトン, 側鎖フェニル基のオルト, メタ, パラプロトンのすべてにつき環電流効果とC-C軸およびC-φ (フェニル基) 軸の磁気異方性効果の寄与を11個のモノマー単位から成る連鎖について計算し, 実測値と比較した。ΔxC-C=8.0×10-30cm3esuおよびΔxC-φ=13.0×10-30cm3esuの場合が実測値との一致はよい。βプロトンのうちsynプロトンはantiプロトンよりも高磁場にシフトする。主鎖C-C軸のまわりの回転角への依存を調べると理想的31らせん (0°, 120°) が最もよい結果を与える。側鎖ベンゼン環の回転角への依存はいちじるしくはないが, 主鎖に垂直のモデルは適当である。

著者関連情報
© 社団法人 高分子学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
前身誌

合成繊維研究

後続誌

高分子論文集

feedback
Top