9 巻 (1952) 91 号 p. 421-425
今回はBakers' DoughのD-τ 関係を筆者のプラストメーターで測定してみた。従来Bakers'Doughに対してBingham-Reinerの式D= (τ-f)/η が成立するものとされていたが, 筆者の測定結果によるとこの関係は成立しない。そこで筆者はBakers' Doughのような僅かの降伏値を有し, かつ構造粘性を示す材料のD-τ 関係に対して-η*D= (τ-f) +m (τ-f) nを提案した。この式の適応性については, 実測値と比較検討し, またこの材料が構造粘性を惹き起す原因についても簡単な考察を附記した。