高分子化學
Online ISSN : 1884-8079
Print ISSN : 0023-2556
樹脂加工用初期縮合物の研究
第2報 メチロール尿素の生成について
祖父江 寛村上 謙吉
著者情報
ジャーナル フリー

9 巻 (1952) 92 号 p. 461-468

詳細
PDFをダウンロード (965K) 発行機関連絡先
抄録

J. J. Bernard氏は樹脂加工に際してモノメチロール尿素を多量に含む初期縮合物はCuringに時間を長く要し, またジメチロール尿素が多量にすぎると加工布の引裂強度, 摩擦抵抗を弱める原因をなすと述べている。かかる点からしても前報のごとくメチロール尿素中のモノ, ジの各量を知ることは, 樹脂加工上大いに必要なことであるが, 筆者らは前述のK1, K2を用い平衡下の残存ホルマリン量を実測するのみにてモノ, ジの各メチロル尿素の生成量を知る理論式を見出した。一方, 生成メチロール尿素の総量を測り, また前述した平衡下の残存ホルマリン量を知ることによってモノ, ジ生成量の各実測値を求め, これによって理論式の適否を確めた。
またトリメチロール尿素の生成を考慮に入れた場合に関しても少し言及する。

著者関連情報
© 社団法人 高分子学会
前の記事 次の記事

閲覧履歴
前身誌

合成繊維研究

後続誌

高分子論文集

feedback
Top