ポリエチレンの橋かけによる改質が発泡に及ぼす影響を検討するため橋かけ剤と発泡剤とを混合して成形し, これをまず橋かけ剤は分解するが発泡剤は分解しない温度に加熱し, ついで, 常圧下で発泡剤が分解する温度に加熱する二段加熱法について検討した. ポリエチレンを適度に橋かけして発泡させると, 比容が大きく, 加熱時間が長引いても比容や気泡系の変わらない安定な発泡体になり, その気泡は発泡剤粒子から発生したガスが併合して生成される. 橋かけ剤が不足の場合には比容の大きい発泡体にはなるが, 加熱時間が長引くと比容や気泡径が変化する不安定な発泡体になる. 橋かけ剤が多すぎると膨張は抑制される.