36 巻 (1979) 11 号 p. 767-771
芳香族系白色ポリウレタン塗料に種々の酸化防止剤を添加し, ウェザオメーターによって紫外線照射を行い, 黄変度, 着色度, 光沢保持率の経時変化を測定し, 種々の酸化防止剤の効果を検討した. その結果, 一重項酸素の捕捉指数の高い酸化防止剤を添加した系が黄変度と着色度を減少させた. また, 黄変度が高いほど着色度も大きい. また, ポリウレタンを構成する主鎖に第三級水素が含まれると光に対して不安定であるが, この場合にも, 一重項酸素の捕捉指数の大きい酸化防止剤を添加すると顕著に安定化効果が現れた. 更に, 光沢保持率は黄変度および着色度が大きいほど小さいという関係が認めちれた.