高分子論文集
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ポリオキシメチレンおよびポリアミドのシャルピー衝撃値に及ぼす試験片切欠き形状の影響
植村 幸生小林 政治郎山城 貞男
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38 巻 (1981) 3 号 p. 153-159

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抄録

2種類のエンジニアリングプラスチック, すなわち, ポリオキシメチンン (POM) およびポリアミド (PA) について, そのシャルピー衝撃値に及ぼす試験片のV形切欠きの形状の影響を実験的に明らかにした. 実験は, V形切欠きの先端半径を0~2.0mmの範囲で7段階に, 切欠き深さを0.1~5.0mmの範囲で10段階に変化させて行った. シャルピー衝撃値は, 切欠き形状によって非常に影響を受ける. POMのシャルピー衝撃値は2.4~82kgfcm/cm2の範囲に, PAのそれは1.7~74kgfcm/cm2の範囲に変化し, いずれも切欠き深さが浅いほど, また切欠き先端半径が大きいほど, シャルピー衝撃値は大きくなる. また, シャルピー衝撃値の変化と試験片の破断様式あるいは破断面の状態の変化との間には, 既報のPVC, PMMA, PPの場合同様, 密接な関連がある.

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© 社団法人 高分子学会
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