ビニルモノマーとジビニル化合物の共重合によって可溶性の, 分子内部で橋かけした共重合体を得る方法について検討した. スチレンとジビニルベンゼンとをジフェニルジスルフィド (テローゲン) の存在下, 通常のモノマー濃度で共重合させた. 系が流動しなくなる3時間前まで共重合を行い, 次いで数時間系に高速かくはんを加えた. これらの操作によって可溶性の共重合体が非常にい転化率 (最高74%) と, 高い濃度 (最高35g/100ml) で得られた. 粘度測定及び浸透圧測定の結果, これらの共重合体は橋かけした三次元の構造をもっていることが確認された.